JUGEMテーマ:株・投資
こんばんわ。
昨日の結果と共に、私のメイン取引銘柄のエスクローAJ(6093)に関わる市況について、ご報告します。
予想通りの結果ではありますが、住宅ローン市場は今停滞気味ですね。。。
住宅ローン契約金額の減少
住宅ローンの契約数が、前期に比べて大きく落ち込んでいます。
2016年度
4-6月期 40,679億円
7-9月期 45,432億円
10-12月期 39,330億円
1-3月期 46,519億円
2017年度
4-6月期 33,802億円(前期比-16.9%)
7-9月期 37,079億円(前期比-18.4%)
※住宅金融支援機構より引用
昨年1月、住宅ローン金利は、日銀のマイナス金利を受けて大きく下がりました。
それを機に、今まで借りていた住宅ローンを借り換える借り換え特需が昨年は大きく住宅ローン契約数、金額を伸ばしました。
1-3月はまだ調子よかったのですが、2017年度に入ってから20%弱の落ち込み、大きく落ちています。
金利は少し戻したものの、依然低い状態が続いています。
一方で、マンション価格の高止まりによる買い控えや、借り換えが必要な人が済ませてしまい、借り換え需要が減ったことなどが原因と考えられます。
エスクローAJの3Q決算予想
エスクローAJは、住宅ローンにかかる事務作業を請け負うBPO事業と、取引保証などのシステム提供を行うエスクローサービスが主力事業になります。
1Qは新たな事業セグメントとして独立した不動産オークション事業がその2つの事業に肩を並べましたが、2Qの決算ではほとんど売り上げを出せず、期待先行していた株価は大きく下落をしてしまいました。
とはいえ、年々すごい勢いで業績を伸ばしているエスクローAJ、株価は戻し始めた、、、かに思えましたが、直近また下落してしまっています。
私は、この株価の下落は、住宅ローン契約金額の減少が、エスクローAJの業績にマイナスだという思惑から来ているものだと考えます。
エスクローAJの2Qの結果は、4-6月期の減少を織り込んでいます。
BPO事業は前期と比べて、
売上 397百万→330百万(-16.9%)
利益 122百万→77百万(-36.9%)
※利益は決算短信のセグメント利益です。営業利益ではありません。
うーん、4-6月期の住宅ローン契約金額の減少値と売り上げが面白いほど一致しましたね
では、今期の業績予想はどう予想されるのか、みてみます。
今期の期末決算の予想は
売上 3,277百万
営利 928百万
純利 647百万
現在の2Qまでの業績は
売上 1,630百万
営利 508百万
純利 367百万
となっています。
エスクロー事業は、オークション事業が切り離されたこともありますが、前期比で微減が続いているため、3Qは280百万程度の売り上げと、220百万程度のセグメント利益を予想します。
BPO事業は、売り上げが前期比で18.4%減ることを想定すると、売上320百万、セグメント利益80百万程度を予想します。
問題は、不動産オークション事業。
読めません。
これが1Qのように大きく伸びれば進捗も好転し、株価も戻るでしょう。
1Qと2Qで大きく差があるため、この予想の意味もあまりないですが、間を取って売上180百万、セグメント利益70百万程度とします。
セグメント利益から営業利益への換算は、過去の数値を用いて55%とします。
このいろんな所がつたない予想のもとでは、3Q決算は
売上 2,430百万
営利 711百万
uuum…
今期の業績予想通りの推移という結果ですね。
それで株価がどう動くか、、、大きく上昇、とはならないでしょうね。
さて、こんな予想が当たるかどうか、来月の決算をいろんな意味で楽しみにしておきます。
昨日の結果
株式資産
8,040,239円(-95,424円) |
現物保有株
エスクローAJ(6093) | 4,500株 | 559円(-16円) |
ビリングシステム(3623) | 200株 | 14,760円(-550円) |
太陽工機(6164) | 300株 | 3,200円(+25円) |
信用買建株
フュートレック(2468) | 1,500株 | 797円(+8円) |
トーセ(4728) | 300株 | 2,180円(+62円) |
信用売建株
エスクローAJ(6093) | 3,000株 | 559円(-16円) |
優待クロス取引株
すかいらーく(3197) | 1,000株 |